むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2015-03-08から1日間の記事一覧

漂泊者 

時間を惜しまず、ゆっくりと、ものやことに付き合っていく。 肩肘を張らない暮らし。 余計なものはそぎ落として、生命の根っこ、美を追い求める。 画家の堀文子さんは、「90年も生きていると、知らないことばかり増えて大変」と、面白がっておられる。 慣…

光と影のうつろい

暮らしていれば、失敗したり、たたかれたり、何かがある。 そんなとき、寄り添うひとの支えがいちばん必要になる。 元気なときには気づかないけれど、支えるほうも、支えらほうもお互いのありがたさが身に染みる。 そして、喪ってみると、その存在の大きさが…