むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

無為のちから

 誰に言われたのか「こうあらねばならない」という気持ちが、人を苦しめる。もっと溌剌としてればいいのに。

 そんなの、いったい誰が決めたの?

 「夢中になれるものを、何か見つけなきゃ」。べつにそんなものなくたって、ボケーッとしてる無為な時間が好きなら、それでいい。

 「無為な時間」は、必ずしも「無駄な時間」じゃない。