いくつのなっても、文書を書くことは難しい。悦に入っても気づけば、「それ何?」ってツッコまれることがある。カッコつけてもばれる。
伝わる言葉のイロハは「欲張らない」ことだろう。
言葉があふれる社会にあって、取り入れた情報を自分のフィルターで選別し、自分の言葉で伝えれたら、満足である。
聞いた言葉をうのみにして、そのまま使えば、それは人のまねになる。けれども、聞いた言葉を自分のフィルターで選別できれば、それば自分のオリジナルになる。
ボーン・上田賞に選ばれた朝日新聞の杉山正さんは、なぜ現場に行くのかと自問し、「伝聞や間接情報に頼りきれば、本質を見誤る場合がある。自分が見たものを積み重ねて書いていくのが、事実に近づいく唯一の方法だと思う」と書いている。
メディアは、オールドからニューに変わっても、本質は不変である。