日本のスポーツは、トップが「こけると」大学、ひいては高校スポーツにまで影響をうける。端的だったのが、バレーボールとサッカーだ。フジテレビの「春高バレー」VS日本テレビの「高校サッカー選手権」の差である。
「春高バレー」は昨日、男女決勝があった。「サッカー選手権」の男子は、今日だった。どちらも白熱したゲームだったが、その後の扱いが雲泥の差だった。サッカーは地上波、SNSなどヤフーニュースに取り上げられたが、バレーはみなかった。まあ、トップの全日本が世界から大きく水をあけられた男子バレーのこと。しかたのないこと。
解説も、バレーはいつまでたっても川合、山本だ。新鮮味にかける。サッカーは城だった。
勝っても負けてもザワツクつくサッカーのほうが、関心がもたれているということである。見向きもされなくなってからでは手のうちどころがなくなる。