むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

心の日だまりがほしい日本かな。茂木健一郎センセイの博識に敬服

茂木健一郎センセイが、博識を述べている。 もっともですね。人生論とも、仕事論とも、なんにでも当てはまる。 「草野球のバッターボックス」プロ野球は、子どもの頃からときどき見ている。むかしは、鳴り物の応援団が完備していなくて、ヤジがよく聞こえた…

《連載》労働経済学者 玄田有史さんと対話[下] 地域が子どもと真剣に向き合う最適は14歳

玄田 自慢話は駄目ですよ。 ―― これまでだと、会社内で語る必要もなかった訳ですね。 玄田 面接は8秒で決まるといわれている。つまり、コンコンとドアを叩いて、部屋に入って、お辞儀をして席につく、これで約8秒です。 どういうことかといえば、見る人が…

梅の花がほころぶ

大寒が過ぎて、家の周りを散策。例年、小梅のなる梅の花がほころんでいる。 5輪ほど。まだ硬いがふっくらと。ことしも梅干しと、梅ジュースがつくれる。 春はそこまで到来している。

周防大島の県立校に、地方創生のお金を使おう

全国でも高齢化率の高い山口県周防大島町。 ここにある県立周防大島高校に「地域創生」科があることを知らなかった。 短絡的ながら、地方創生のお金は、こういう進取な試みを実践しているところに使ってもらいたいものだ。 山口県教委の説明によれば、「福祉…

住宅扶助が過去最大の減額。生活保護受給者の1割が15歳以下の子ども

国が保障する健康で、文化的な最低限度の生活水準が、引き下げらる。 政府は2015年度から住宅扶助を段階的に国費で190億円、冬季加算を30億円も減らすことを決めた。本年度比で、住宅費は3・8%、冬季加算は8・4%の減額。過去最大だ。 不可思…

マツコの知らない靴下の世界。 靴下業界のマザーテレサ?

マツコの知らない世界|TBSテレビ マツコの知らない世界|TBSテレビ 毎週楽しみな「マツコの知らない世界」。今回は加湿器で、家電ライターの勝山哲人さんが案内人。 やはり食べるマツコのほうが、醍醐味がある。体当たりがみたいとこだけど・・・。 加湿器…

絵入り聞き書き  大正期の色街を、老婆が方言で語る

「言葉は心ですけえなあ、話をしとっても、ははあ、この人はこれぐらいのことしか思っとらんがよおっちゃなことが分かる」 長い時間をかけて、ひとりの老婆の生命を追った。聞き書きした。 一つの生命が、生きて、何かをし、そして・・・。 その人の果たした…

≪連載≫労働経済学者 玄田有史さんと対話 [上] 転職で自分のした仕事が自分の言葉で語れるか

雇用情勢は改善の兆しがみられず、中高年の転職は深刻である。転職の決断にはリスクもともなう。再就職も厳しい。 リストラ離職した中高年について、「幸福な転職の条件」という興味深い論調をくりひろげる労働経済学者の玄田有史さん(東京大教授)に再就職…

迷惑もので、地方創生って? ごった煮になってしまったソーセイ。

「地方創生への道ーー迷惑ものが資源に変わる」 ナンのことやらと、よく読んでみると、有害捕獲したシカ、イノシシを「食文化」につなげる第1回「日本ジビエサミット」のメインテーマである。 「趣旨 有害捕獲されたシカやイノシシは、平成23 年度は45万…

パスポートを持って大学に行こう。 

大学が”象牙の塔”といわれたのは、とっくの昔。いまの大学は生き残りをかけて企業並みの”戦略”で挑みかける。 首都圏の大学は人気があるが、地方の”過疎”地方にある大学ともなると、四苦八苦だろう。ところがドッコイ、地方の大学こそ、元気がいい。 島根大…

里山でイキイキ活躍する女性

全国の里山で、女性がイキイキと活動する姿がみられる。とりわけ地域特産物を活用した加工品づくりや、直売所などでの販売が目立つ。 グリーン・ツーリズムの都市農村交流でも、自慢の加工料理をバイキングで振る舞うケースが多くなってきた。 ダムが出来て…

丹後くいにゃあなぁ

京丹後。アノ野村監督のルーツである峰山に出向いたおり、クルマを走らせていると「常吉百貨店」なるログ風の建物が目に入った。 さっそく立ち寄ってみると、家庭雑貨ならなんでも売っている。 「丹後くいにぁあなぁ」。郷土食のレシピ冊子だ。 レジの一番目…

茂木健一郎センセイのひとづくり

茂木健一郎センセイの「小林秀雄を学ぶ塾」が第4期生を募っている。 センセイのひとづくりなんだろうと、関心している。 ーー小林秀雄さんの担当編集者を長年つとめられ、生前の小林秀雄さんを深く知る立場にある池田雅延さん(元、新潮社編集者)を「塾頭…

あの『沈みゆく大国アメリカ』に、斎藤環さんがかみついた

ベストセラーとなっている『沈みゆく大国アメリカ』に、精神科医の斎藤環センセイがかみついた。 きょう18日、朝日新聞の「読書」のページ。 わたしも読んでいたので、どないなっているの?と疑った。 「言いたいことは単純だ。本書が展開しているオバマケ…

センター試験 国語にまさかのツイッター問題。佐々木さんも ぼやき

あー、とも、ああ、とも関係ないのですが、今日のセンター試験で、僕の『未知との遭遇』(筑摩書房、2011年)から出題されたって植松マンが教えてくれました。どんな設問だったんだろ。なんだか申し訳ないですね。そもそも俺が正解できるのかという 卒業…

農村は誰が支えるんだろう

農林水産省の調査によると、耕作されずに荒れたままの荒廃農地のうち、再生が可能な面積が、おととし一年で一万ヘクタール近くも減った。農業が荒廃すれば、農村消滅に向かう。 懐かしい田舎の風景だけではない。都会に食べ物を供給する能力も衰える。 輸入…

老松の画家山本浩二さんの個展

いいですね。山本さんの作品。 朝のゆっくりした時間で、くつろぐ。 今、芦屋で個展を開いておられる。

 戦場とジャーナリスト。松原岩五郎の生きかた

明治27年におきた日清戦争は、近代日本における初めての対外戦争だった。新聞社はこぞって従軍記者を派遣、速報をしのぎあった。 戦争の是非を問うのがメディアの役割だが、販売部数を伸ばして経営規模を成長させて「マスメディア」とするのも、戦争である…

中東歴訪に、地方の中小企業って、どこ?

安倍首相の中東歴訪に、日本企業約50社が同行。そのなかには、首相が掲げる「地方創生」を踏まえて地方の中小企業も含まれているようだ。 地方創生をにらんだ目ざとい企業ってどこだろう?

 「ビックデータの罠」読了。 サービス=個人情報。

にわかに耳目がそそがれるビックデータ。田舎町の役場職員ですら「行政の効率化が失われ、まちが魅力を失えば、人口はへり、過疎化がすすみ、さらに効率がわるくなる。負の連鎖を断ち切るには、科学的データにもとずき、経験とカンだけにたよりがちだった行…

芥川賞を逃した「驚愕」の新人作家・高橋弘希さんの想像力

――実際には体験していないことが、その場で見てきたかのように作品中で表現されています。登場する兵器や薬品を初めとする専門用語だけでなく、舞台となった場所の環境なども含めた詳細かつ豊富な知識が背景にあることが窺われます。そして、それらのディテ…

やっぱりネ、「マツコの知らない世界」の漬物女子。

『マツコの知らない世界』で、13日に放映された回に登場したゲストが話題を呼んでいる。「漬物の世界」のゲストとして出演した、東海漬物の研究員である"漬物女子"こと小村美香さんが、かなりの美人だと騒がれているのだ。 番組の中でも、ゲストを招いた後、…

地方創生に群がる東京の「御用文化人」

地方創生が、動きだした。が、またもや役場主導だ。これまでの創生事業で、失敗しているのに懲りない。まずは、住民の知恵を聞くのが先決であろうに。プランを作って、プラン通りを実現するとすぐに賞味期限がきてしまうのは自明の理である。 それは、ワンオ…

選考前なのに、いいのかな? 春のセンバツで大曲工業高校に当確の報道。

春のセンバツ出場32校は、今月23日に開かれる選考委員会で決定するのに、はや、当確の報道が出ている。 大曲工(秋田1位)が鶴岡東(山形1位)に勝ち、春夏通じ初の甲子園出場をほぼ確実にした。1点を追う8回裏1死満塁で、代打小田嶋康太外野手(2…

日本経済の動向とアイドルブームとの連環

「BABYMETAL快進撃!」の絶妙な仕掛け | アイドル国富論 | 東洋経済オンライン 「BABYMETAL快進撃!」の絶妙な仕掛け | アイドル国富論 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト 驚き。 緻密なまでの調査である。

弱さをしってこそ、ホントの強さが分かる?

文化人類学の辻信一さんのことばが忘れられない。 きのうの朝日新聞の「弱さの強さー成熟社会を生きる」で、こんなことを話しておられた。 「赤ん坊で生まれ、老いて死ぬ。人生の長期間にわたって不思議なほど弱い。弱さが土台だから、共に生き、思いやり、…

≪連載≫哲学者内山節さんと対話 [下] 日本社会は職人の時代にもどる。こだわった仕事の仕方を許す企業は残る

農民は立派な職人 ――この先、本来的な職業観の再構築は可能なのでしようか。 内山 現在の変化では仕事自体がつまらなくなるばかりなので、やはりその社会の持っていた伝統的な労働観にある程度人間の労働観は戻っていくだろうと見ています。 ――近著で述べら…

漬物でごはんを見事な食べっぷり

マツコの知らない世界|TBSテレビ マツコの知らない世界|TBSテレビ 良かった。マツコの食への貪欲さ。 ”応用編”のレシピも良かった。 裏番組で、「ゴーストライター」が始まったようだが、見向きもしなかった。 安定感?があって、ニヤケルね。

≪連載≫哲学者内山節さんと対話 [中] 少数派といえなくなったフリーター。 自分自身のやりたいことが分からなくなっている。

就職するには高校よりは、大学を出たほうが?! ――資本主義システムと日本的労働観が不分明な形でコチャゴチャになってきていることでしようか。 内山 これまでは労働の周りに付着しているプレミア部分で仕事のつまらなさが補われていた。プレミア部分という…

≪連載≫哲学者内山節さんと対話 [上] フリーターの多数派は安定雇用を求めつつ就職先がないゆえのフリーター

袋小路にはいった労働環境。哲学者として、体験を踏まえながら鋭い問題提起をされる内山節さんは、これからの社会は「職人の時代へ伝統回帰する」と説く。 企業も「職人の倫理で働くことを許す組織は生き残る」と話す。フリーター、ニート、就労意識など幅広…