むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

さりげない持続

 コンディションが悪いと、どこかが狂っていて、すぐに落ちてくる球しか投げられない。

 あるいは、無意識のうちに山なりで投げることをやめてしまい、真っ直ぐに普通に投げる。

 感覚が冴えていないのである。

 距離感が悪い、といってもいい。

 山なりに軽く投げて相手に届かせるためには、正しい距離感が必要だ。