むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

はんなりした生きかた

 ひとの生きたかには、いろんな評価軸があっていい。引き出し(価値軸)とおいかえてもいいだろう。

 例えば、「社会に貢献すること」も、価値のある生きたかである。「仲間がたくさんできること」も、豊かな人生につながる。

 「知識や経験が増えること」も、大切である。

 何かを表現する仕事をしていれば「賞をもらうこと」で、励みにもなろう。

 引き出しは、成長を実感するためのアンテナのようなものだろう。たくさん持っていたほうがいい。そして、いくつもの引き出しを組み合わせながら、個人の生きかたや、コミュニティのありかたを考えていくことが、「幸福」をみつけるための仕組みになるような気がする。

 目的や思考を固定せず、いろんな引き出しを持っていれば、充実して暮らすことができるような気がする。