むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

一流アスリートの着地点は?

 一流アスリートは、どこに一流の着地点をみいだすのだろう。野球選手のイチローさんは、日本、アメリカで縦横の活躍をしても、まだ着地していない、と思う。

 「苦悩する水泳の荻野さん」とマスコミが形容する荻野さんの去就だが、はた目からすると、ピークはすぎているようにかんじる。200メートル自由形決勝を1分52秒19で、決勝10人中10位である。

 「体調を崩して1週間練習できない期間が続いていた」ようだ。「平井コーチからは出場の可否を自分で判断するように言われて、出場を決断」という。

 レース後に「先生と相談して、出ても意味がないと言われたら、僕も冷静に切り替えてそっちのほうが」とこたえている。

 一流ならば、じぶんで決断できる、と思うのはしろうとである。