むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

南海トラフで、移転が進む

 異常気象があたり前となってきた近ごろの天候。バクダン低気圧が年末に待ち受けていそうだ。併せて、南海トラフも、待ち受けている。朝日新聞のWEB版によると、「津波避難対策特別強化地域」になっている千葉から鹿児島までの14都県139市町村にアンケートを行い、すべてから回答を得た、とある。

 大要は次の通りだ。
 --15年時点では、43市町村が129施設の移転を実施、または計画していた。その後、計画変更や施設の統合などで移転計画がなくなった自治体もあるが、今年12月時点では62市町村で191施設まで増えた。
 施設別では、元々多かった消防施設が73施設から86施設に増加。増加幅が最も大きかったのが小・中学校で、前回8施設から3倍近くに増えて22施設となった。次いで自治体庁舎(出先庁舎も含む)が、13施設から26施設と倍増したーー。