むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

言葉は手仕事

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 75歳で亡くなられた詩人の長田弘さんに書いてもらった色紙である。座右の書ともなっている。

 2004年12月25日。鳥取市のこぶし館であった講演会のあと、書いてもらった。本のなかのフレーズの一節である。

 「手仕事のように自分の言葉を紡ぎなさい」。

 机のまえに、いつも置いている。「人生の特別な一瞬」「死者の贈り物」は、人生を照らす大切な本となっている。