むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

野球小僧中居正広は、スポーツジャーナリストの域に達した

 「プレミヤ12」での中居正広のスタンスは、爽やかだ。しゃべりが上手い。「間」のとりかたは、天性のものだ。野球小僧から、ジャーナリストの眼をもった存在になった。

 選手、スタッフから信頼されているんだろう。ジャーナリストの資質で、もっとも大切なのは信頼である。コミュニケーションの作法では、敷居が低いことが必須である。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉は真実だと思う。

 親しくなってどんどん馴れ馴れしくなり、お互いのプライベートな領域を侵したり、必要以上に利害関係を持ったりすると、親しくなったがために、親しさを失うことになる。

 野球のみならず、東京2020に輪を広げるだろう。