むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

歴史に学ぶことをしなくなった村人

 いつのころからか、村に暮らすひとは、歴史から学ぶことをしなくなった。イノシシ、シカ、サルの横行で、野菜が食い荒らされる被害が大きくなっている。

 昭和30年代後半、こんにちのような被害がでている。山村の過疎化、焼畑の衰退に起因すると、されてきた。わけても、焼畑をしなくなったことは、鳥獣の被害を甚大なものにしている。焼畑は、復活させるべきである。

 それと、木地師が居住しなくなったことも、指摘されている。

 こうしたことが分かっているのに、機械に頼ったことばかりしている。なぜ、歴史に学ぶことをしないだろう。