むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

共同体をほうふつとさせる「みつまた」

f:id:munosan:20161127122315j:plain
f:id:munosan:20161127122346j:plain
f:id:munosan:20161127122505j:plain

みつまたの花は、寄り添って暮らす家族のようだ。ちいさな力が合わさって、結束する。
 
 山の奥で、誰人に見られるためでもなく咲く。

 ひとのために咲くではない花。華自身のいのちの在りように照らされて、力づけられる。

 黙々と咲き、黙々と散る姿に元気づけられる。