むらの幸福論

暮らしのちいさなところに眼をむける。

片すみにいる倖せ

主流になると、ものごとはよく見えなくなる。いつも傍流にいろーーこう教えてくださっていたのは、宮本常一さんだった。 傍流どころか、田舎の片すみに住んでいる。面白半分、遊び半分。我流のたたきあげ。およそ一般的ではない。たくさんしない、忙しくしな…

ちっとも珍しくない。ツツジが狂い咲き

おやっ、と見たらミツバツツジ。このところ、日中温かいから、三輪咲いていた。 返り咲きで、狂い咲きや二度咲きとも呼ばれている。最近では、ちっとも珍しくなくってきた。

誰かのためにお金をつかうと、脳は倖せになる

つながりの健康法で、驚いた。誰かのためにお金を使ったり、エネルギーを費やして何かの努力をすると、脳は幸せになるらしい。自分のためにお金を使っても幸せは高まらない。 幼児も、お菓子をもらうことより、与えることに喜びを感じる。幸せ感を高めるドー…

甘酒は花粉症にも重宝する

甘酒をのみだしたのは、花粉症にも「いいらしい」ということからだった。ここ数年の経験からいえば、花粉症対策は、気になりだしてからでは遅いということである。少なくとも、半年前から準備しなければいけない。一度、花粉症になったら「免疫は体内にある…

友だちの人数で寿命が決まる?

「友達の数で寿命は決まる」健康法があるそうだ。人間関係は、思っている以上に健康に大きな影響を与えているようだ。●「つながり」が少ない人は死亡率が2倍になる ● 同僚があなたの寿命を決めている。 ●「つながり」が単調な男子校出身者は早死する。 ● お…

峠越えまでして食べたくなる山のテッペンにあるパン屋さん

標高550メートル。棚田が一望できる”集落一”の高台に、パン屋さんはある。初めて訪れるひとは、誰もが「こんな辺ぴなことろに」と首をかしげる。 切り盛りするのは80歳の夫婦に、愛知県からUターンしてきた息子さん夫婦だ。金、土、日、月曜日の週4日…

自分たちの手で暮らしの「小さな拠点」を

未曾有の大災害で、行政の対応が後手にまわった一因は、行政の大合併だと考える。人減らしである。大失敗だった。広域農道では、いまだに道路が修復されていない箇所がある。恨み節ばかりだが、どこかでボタンをキチンとはめ変えないと、後手の対応は、繰り…

政府誘導で急激に進む在宅看取り

政府は今、最期の看取りを在宅に誘導しているのに、どこの新聞も書かない。お年寄りを町の病院に連れていって死なせるよりも、在宅死のほうが安くすむからである。 急激に増える訪問看護師は、政府が誘導している。病院も「国策」で、相乗りしている訳である…

高校野球って、ホンとにいいですね。朝日新聞の小俣記者の記事に、ほろっときた

かつては、運動部の記者だった。団体球技の熱戦には、いまだに涙腺がゆるむ。高校野球はいい。朝日新聞・小俣勇貴記者の記事には人情が出てて、楽しい。 秋季近畿地区大会決勝の天理12―4大阪桐蔭戦の記事には、ほろっときた。 「決勝で敗れ、相手の場内イ…

松葉ガニの初セリで500万円

いくらで競り落とされるかなと、期待してが、あっ気にとられた。500万円。 日本海の冬の味覚、松葉ガニの初競り(7日、鳥取市)で、鳥取県の最高級ブランド「五輝星」に認定されたカニが500万円で競り落とされた、という。昨年が200万円だったはず。 …

田舎で暮らすって?

ひとり遊びを楽しむことができる人は、田舎暮らしに向いている。 自由な時間と場所を与えられたときに、自分で何かやりたいことがあって、それができるひと。あるいは、そのときにはとくにやりたいことがなくても、考えてなにかをやることを見つけ、自分で自…

小さな倖せのよろこび

菜園をするようになってから、「小さなこと」「待つ」ことが、どんなに大切かを学んでいる。 できないことより、できることを探していけば、不可能を可能にする方法が、ひとつは見えてくる。一生かけても達成できないと思えてしまうのは、一つ一つの小さな目…

働かなくても月100万稼げる仕事?がある

あっけにとられた。買い物でにぎわうスーパーの駐車場。40歳ぐらいの男性が、スマホにむかって、ブツブツしゃべっている。ナンだろうと思って、話しかけてみた。 「あのう、なにを話しているんですか?」 画面をみせてもらった。その男性が話しているのに…

樹木希林さんって、すごいなあ

元気がなくなりそうになると、樹木希林さんの言葉をおもいだす。鳥取での対談には、おおくのひとが聴き入った。 「ここまでよく来たよという感じですね。世の中にも自分にも期待していなかから、挫折もない。だからつづけてこられただけ」

見出しのつけ方古いなあ。いつまで「角度」つけるんかな。

高校野球の秋季大会は、天理が大阪桐蔭を大差で勝った。見出しで踊ったのは、大阪桐蔭。優勝したのだから、天理で飾ってほしいが、「大阪桐蔭4年ぶりの2桁失点」。いつまで、「角度」をつける見出しをつけるのかな。

吐く息がしろい。めんどうな干し柿をつくる

寝坊をした朝は、気持ちいい。遅めのあさごはんをすませ、西条柿をとりに出向いた。吐く息が、白い。師走をおもわせる寒さ。20個ほどとる。まだあったが、この次にのこす。 皮むきから、熱湯にくぐらせ、干すまでには、厄介な作業がある。美味しい柿に仕上…

ラグビー人気が継続するか? 女子サッカー「なでしこ」の宮間元主将が言っていたフレーズを思い出す

ラグビー人気が継続するか? 女子サッカーの「なでしこ」宮間元主将が言っていた言動から、示唆されそうだ。 当時、宮間さんが魅せたリーダーシップ、とりわけ言動は、澤さんをもしのぐ言葉として、おおきく取り上げられた。ぼくも、一喜一憂しながら聴いて…

いよいよ、6日、松葉ガニ漁が解禁

冬の風物詩といえば、松葉ガニ。いよいよ6日、解禁となる。 松葉ガニ漁の同乗取材をしたことがある。4日間だけだったが、乗船してまるっと1日で、胃袋のなかのものをすべて吐き出すほど過酷だった。 その船には、その後、記録者を同乗させていない。取材…

ほくそ笑むコラムがないのは、どうして?

いつだったか思い出せないが、日産自動車の入社試験。面接で「GNPとは何ですか」と問われ、「がんばれ(G)日産(N)パルサー(P)」と大声で答えた学生が元気さを買われて、採用されたという。 アッハッハ。愉快だ。「パルサー」とは当時の日産の車種…

堤防の補強に鋼矢板を

川づくりと暮らしの勉強会にでたことがあった。 治水について、現在の河川が長しうる能力を確保するためには、「堤防の補強」が不可欠である、ことが指摘された。 いまの土、砂でできた堤防は、水の浸食によって破壊される。堤防の中心部に鋼矢板やソイルセ…

「国」を軸にしない自治体のあり方

国っていうのが実に面倒なものになってきている一例が、ふるさと納税の新制度から泉佐野市を除外した問題である。除外は「違法で無効」として、高市早苗総務相を相手取り、取り消しを求める訴訟を大阪高裁に起こした、という。 いいことだ。これからの時代は…

鳥に食べられる前に・・

今季の柿は、甘さがおさえられて、食べやすい。その前の栗も、極上のあじわいだったので、ラッキー。 人間が美味しいということは、自然界に棲む鳥はとっくに承知のことだ。毎朝、見かける。鳥がついばんだ柿は、先っぽが黑くなっている。 鳥との生存競争が…

里山の秋は、フルーツ?のタカラ?なんでもただで食べられる

ことしの秋は、いそがしい。栗が生り年だったので、セッセと栗拾いをした。栗ごはんをたらふく食べた。とおもいきや、柿が鈴なりだ。西条をとってきて、つるし柿に。熟れたのは、カラスに食べられる前にもいできて、牛乳と合わせて、ジューサーに入れてプリ…

あべこべのくに

長田弘さんの詩が好きで、ことあるごとに詩集ひらいてみる。「あべこべのくに」のことがでてくる。 いまはむかし あるところに あべこべの くにがあったんだ はれたひは どしゃぶりで あめのひは からりとはれていた つよいには もろい もろいのが つよい た…

まあるい死って、どんなのだろう

「人は病気になる。病人も家族も心はとんがる。人は死に直面する。心はとんがる。でも臨床で学んだことは、病気になったり、死に直面したりしているのに、まあるい心に変わっていく人の群れがあるということだった。いろんな力によって。そのことを話の中心…

小さな倖せ

朝寝坊した。遅めの散歩をしていると、季節の移ろいが肌に感じる。匂いと風は、記憶に結びついている。情景がすっーと浮かびあがる。 感じる、って心である。視覚だけでなく、五感を研ぎ澄まして感じる。窓を全開にして。 玄関を掃除する。トイレをふく。小…

芸術家・高木啓太郎の画技

おだやかなまなざしが、ひきしまる。すべる竹筆。技法にとらわれないかっ達な筆致。泣いたり、笑ったり、怒ったり、喜んだりと、自在に描かれる墨彩は、慈眼にあふれている。かじかんだ身体を温めてくれるかのように…。 「折々の感情が出とればええ。理屈は…

減らす養生訓

聞き書きで通うむらがある。鳥取県と岡山県の境にある新田という集落である。古老がここ数年、口をそろえて言う。 「最期は、ここで満天のゴールをむかえたい」。そのための処方として集落ごとの福祉に一生けんめいだ。みんなは、なんなで支えるのだ。ぼくの…

むらを崩壊する農地のバリアフリー化が、すさまじい勢いですすむ

すさまじい勢いで、土地改良事業がすすんでいる。農地に機械がはいれるように、デコボコをなおす事業である。だれのために、なんのためにしているのか、分からない。 はっきりいって、土建の政治である。虫食い状にアッチ食い、コッチ食いで工事をやっている…

「のぼせたら、終わりですね」

聞かれたらそのことだけを話す。話し手が聞き手に質問するのは、自分の話をどのように思っているのかと、自分に関連することを質問している。聞き手を続けるなら、話し手の立場にたって答えないといけない。 「のぼせたら、終わりですね」 昨夜見たNHK「プロ…